トイレを清潔に保つためには、こまめに掃除する必要があります。掃除がしづらい便器や、汚れが落としにくい素材を使うと掃除に時間がかかってしまうので、掃除がしやすいトイレを考えましょう。掃除が楽にできるトイレであれば、こまめに掃除をして清潔な状態を保つ事ができます。最近の便座やトイレ用のタイルには、掃除の事まで考えて作られているものもあるので、掃除する事を想像しながらリフォーム工事の計画を立てましょう。

トイレットペーパーの予備や掃除道具などが見える位置に置いてあると、ごちゃごちゃした印象になり、あまり落ち着けません。収納スペースを作って余計なものが見えない状態にする事で、すっきりとした印象になり、トイレを広く見せる事ができます。このようなトイレを作るためには、全てが収納できるくらいのスペースを確保する事も大切ですが、取り出しやすさを考慮する事も忘れてはいけません。座った状態でも取り出せる収納を作り、誰もが使いやすいと思えるトイレにしましょう。

高齢者の方は、何かつかまるものがあった方が「立つ」「座る」という動作がしやすいです。トイレにつかまるものがない場合、ペーパーホルダーに手をついて立ち上がっている方もいらっしゃると思いますが、それを続けると壊れてしまうおそれがあり、とても危険です。高齢者の方がいる家庭では、安全のために手すりの設置をおすすめします。また、トイレの段差をなくす事も安全性を高めるポイントになります。内装のデザインばかりを重視するのではなく、みんなが安全に使えるトイレを目指しましょう。